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私が訪問鍼灸マッサージの道を選んだのは、

幼い頃からそばで見てきた

父の姿がきっかけでした。

​

父は視覚と聴覚に障害がありながら、

エンジニアとして働いていました。

しかし、病気の進行により

仕事を続けることが難しくなり、

54歳で盲学校へ入学。

厳しい状況の中でも必死に学び、

卒業後に

訪問マッサージの治療院を開業しました。

 

父の施術に付き添い、

患者さま宅への移動や助手として関わる中で、

長年寝たきりだった方が歩けるようになったり、

強い痛みで表情が硬かった方が

少しずつ笑顔を取り戻していく姿を

何度も目にしました。

​

『人の身体と心に寄り添える仕事の力』

を実感し、

私自身も国家資格を取得して

この道に進む決意をしました。

 

現在は、在宅で生活されている方が

少しでも安心して過ごせるよう、

鍼灸マッサージ・機能訓練を組み合わせ、

その方に合った施術を大切にしています。

「動きやすくなった」

「痛みが楽になって気持ちまで軽くなった」

と言っていただけることが、

私の励みです。

 

身体だけでなく

心にも寄り添う施術を心がけ、

ご自宅での生活を

少しでも快適にできるよう

サポートいたします。

どうぞお気軽にご相談ください。

 

​『さくらんぼの木鍼灸マッサージ院』

院長

矢口 紀子